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投稿日付: 2003年 12月 4日 22:40
タイトル: 東プレ・リアルフォース LA0100
さて、今回は東プレ・リアルフォースである。
コイツは高級キーボードの代表作と言われており、かつ現行品である。
良いキーボードと言えば古くて絶版モノが大半な中にあって、東プレ・リアルフォースは純粋に高品質を求めて作られた極めて稀なキーボードである。
そのレイアウトは日本語106Keyであり、接続はPS/2であり、そしてMade in Japanである。その仕様からして、たもその希望を満たしている。
尤も、このキーボードは日本製ということもあって結構お高く、なかなか入手の機会がなかったのだが、今回は程度の極めて良い使用品を安く入手するチャンスがあったので手に入れることが出来たのだ。
そういうワケで、106Keyの中では 2機種ある、LA0100と LA0200のうち、どちらを選ぶということなしにLA0100が来たのだ。

まず、外観上の印象としては、
筐体はパソコン・ベージュというよりはホワイトに近い色合いである。
剛性感も強く、【F12】と【Insert】の間を押してもヘコんだりしない。但し、IBM
5576-A01のような飛び抜けた剛性とまではいかない。接続ケーブルの被覆もマット調で高級感がある。
そして使った印象としては、
ショップの店先でいじるだけでも分かる通り、このキーは感触が結構変わっている。
見かけよりもストロークは小さく、特に底打ち感が非常にしっかりしている。メンブレンでは味わえない独特の打抜き感を持っている。打鍵後の返りはスムーズで気持ち良く打てる。
なお、この機種は打鍵圧をキーによって変えているという特徴があり、実際に使ってみると、左手の小指で打つ 【A】、【S】、【Shift】、【Tab】辺りは確かに軽いということが分かる。
打ち疲れを抑える効果はあるかも知れないが、たもそ的には打鍵圧は一定の方が良いような気がした。
そうした向きには、同じ日本語106Keyに LA0200という機種が用意されている。ただ、こちらは全キーが小指仕様なのでショップで触った感触では、やや頼りない感じではあった。
キーボードやマウスの良し悪しは、ショップの店頭で触る程度ではあまり分からず、結局は実際に購入して使ってみて初めて良い悪いが判断出来るものなのだ。
家で使い込んでみて、リアルフォースは確かに造りの良い日本の誇れるキーボードだということが分かった。

さて、最後にこのキーボードの特徴の一つであるステップスカルチャーキーを確認するために、サイドから撮った画像を載せておこう。
画像を見て分かる通り、【Shift】【Ctrl】のある下段は前のめりの傾斜が付いており打ち易いらしい。
投稿日付: 2003年 11月 3日 22:12
タイトル: ネオテックのキーボード
さて、久しぶりのキーボードネタである。
たもそは、程々のキーボード・マニアである。従って、結構沢山のキーボードを集めてはいるが、
徹底的には追求しない。
そのポリシーは決まっていて、日本語キーボードを使うこと、106Keyタイプを重んじることである。
英語キーボードは、マニア層には非常に人気が高いようだが、たもそ的にはあの小さい【Enter】キーは
頂けない。アバウトに且つ気分良く叩くには、デッカイ【Enter】キーが良いと思う。
ただ、英語キーボードの長い【Space】バーにはチョットだけ惹かれるものがあるのも事実である。
106Keyタイプについては、109Keyと大差がないと思われるかも知れないが、全く無用なキーが最下段に
追加された 109Keyは美しくないし、実際、使いにくい。
事実上、現行品の一般的な日本語キーボードは、殆どが
109Keyになっているので、そっちの方が
スタンダードなのかも知れないが、一方、マニア向け等として造られている日本語キーボードには、依然、
106Keyタイプが多いのだ。
今日は、アキバでも有数のキーボード専門店である、ネオテックに行ってきた。
この店はキーボード好きなら誰でも知っている店ではあるが、アキバでも有数のショボい店としても有名だ。
店構えからはヤル気が全く感じられず、営業しているのかどうかさえ良く分からない。
店の中には、確かにキーボードが所狭しと並んではいるが、全体的に10年くらい放置されているような
雰囲気を持っている。(事実、キーボード以外の陳列パーツは殆ど変化していない)

NEOTEC(Ortec) MCK-89S

その裏面
たもそは、仕事場で使うミニ・キーボードを物色していた。いわゆるテンキー・レスである。
本当はあまり好きではないのだが、スペースの関係で1台はミニにしなければならなかったのだ。
ネオテックで見つけたのは、アキバホットライン11/1号でも紹介された、Ortec MCK-89Sである。
なんとなく見覚えがあるのは、以前別のブランドで売られたことがあるからだろう。
但し、今回のモノは NEOTECブランドである。
店で試したインプレッションは、キーが大きくて感触はまずまずだった。アルプス・メカニカルスイッチということで、
カチャカチャ感は強い。
キー配列が特殊なのはミニ・キーボードの宿命ゆえ仕方がないが、右【Shift】が小さいのは少し心許ない。
少しだけ迷ったが、4,000円というプライスは十分安いと思ったので即座に購入した。
こういうモノは、出会いで手に入れないと後悔するケースが多いのだ。

NEOTECオリジナルの証
早速、仕事場に持込んで使ってみたが、懸念された通り、ちょっと打鍵音がウルサイようだ。
今時、キーボードをカチャカチャ言わしてる人もあまり居ないので、少々目立つのが困りモノである。
IBM 5576 メカニカル系キーボードは、耐久性も高いのでヘタリ感の少ない個体が見つかる
ことも多いのですが、中古ゆえにどうしても当たりの渋いキーが出てきます。
特に、母音、N、Space、Enter、↑、↓等がクリックの深さ・返りに違和感が出易いようです。
5576-A01系の場合は、スイッチを簡単に取り外すことが出来ますので、頻度の低いキーと
交換することで使用感をかなり改善できます。
あまり使わないキーは、Scroll Lock、Space
などでしょうか。
一方、旧型の 5576-002系はスイッチが直接ベースプレートに取り付けられているため、
入替えは出来ないものと考えていましたが、無謀にもコジったところスイッチの分解に
成功しました。 (^^;y


左の画像は、キートップを取外した時に見えるスイッチ上部で、右の画像はその裏面です。
裏面の灰色の部品の中にバネが仕込まれています。
そして、スイッチ上部を取り外したキーボードの様子は、

銀色の「日」の字型の部品がクリックを生成する部品で、ステンレス製のスプリングだと
思われます。
さらに、このスプリングを持ち上げると、

このような状態になります。茶色い部品はプラ製で、スイッチ上部の灰色の凸がステンバネに
押されてスイッチになるようです。
スイッチの入替えが出来ることが分かったので、これ以上は分解しませんでした。
IBM 5576系統のキーボードをいくつか集めて分解清掃していくと、タイプによりキーボードの
スイッチの構造が大分異なることに気が付きます。
古い方の 5576-001、-002は、ベースプレートにキースイッチがしっかり半田付けされて
いるので、これは、正にメカニカルスイッチと言って良いモノなのでしょう。
一方、5576-A01を分解すると、キースイッチが差し込んであるだけなので、
簡単にベースプレートから取り外すことが出来ます。
取り外したスイッチを良く見ると、中にバネが仕込まれていて、キーを押すとクリックが発生する
構造が分かります。
しかし、クリックする部品は単に下の面を押すだけですので、実際の電気スイッチはベースプレート
の黒いシートに入っているのだと思われます。
ということは、-A01はメカニカルスイッチとは呼べず、クリックありメンブレンスイッチというのが
正しいということになるのでしょうか?
今度分解した時には、スイッチ部分の画像を撮影してみます。
IBM 5576-002キーボードを Windows2000で使うためのレジストリ変更を紹介します。
まずは、5576-A01 B01などの標準ドライバー
日本語 PS/2キーボード(106/109キー)を
ロードした時のレジストリは、

こうなります。ドライバーは kbd106.DLL です。
5576-002用のドライバーはkbdibm02.DLLというものなのですが、当初、たもそは
Win2000には
当然ないものと考えて、わざわざ NT4.0をインストールしたのです。
しかも、手持ちのDISKはみな FAT32になっていたので、結構手間が掛かりました。
そこで、B01用と002/003用のドライバーと、レジストリのキーを写しました。
そして、Win2000に戻って見ると、kbdibm02.DLLがsystem32フォルダーにあるじゃないですか??
何だよ、しかもファイルサイズが違う!
でも、NT4.0を入れて見たお陰で、レジストリキーは確実に分かったので、まあ無駄でもなかった。
Win2000で 5576-002を使うためのレジストリ設定は以下の通りです。

この状態で、問題なく 5576-002キーボードは使用出来ます。半角/全角キーだけで
IMEの起動も
OKです。うーん良かった。
ところで疑問なのが、どうしてドライバーを残しながら、002/003キーボードを選べなくしたのでしょうか?
隠し設定にする必要があったのか。
これは、憶測ですが、Microsoft Japanの公式にはサポートは終了することにしたのだが、関係者の
中に002/003を愛好する者がいて、こっそり DLLを残したのではないでしょうか?
間違いなく言えることは、Japanでの仕業ということですね。
たもそはキーボードはまだ素人なので、106Keyであれば、何でも現在のDOS/Vマシンで使えると
思っていましたが、どうもそうではないようです。
時代的には、5576-A01 (79F0167と呼ぶ方が通なのかな?)以後は、規格が標準化されてきて、
ドライバーも 5576 106キー 日本語キーボードで大抵使えるようですが、それ以前となると中々
難しいものがあり、5576-001(keyboard1)や5576-002(keyboard2)は、106キーとはいえ記号キー
等の配列が異なるため、ドライバーも 5576 002/003
106キー日本語 というドライバーを選ばなくては
ならないようです。
しかも、Web情報では既に Windows2000では この
002/003 のサポートが終わっており、Windows標準
ドライバーからはロード出来ません。
恐らく、日本IBM並びに Microsoft Japanは、こんな古いキーボードを
Windowsで使う人はもういないと
判断したのでしょう。
しかし、Webのあちこちで、002キーボードが
Windows2000で使えないことを嘆く声が聞こえます。
愛好家は決して少なくはないようですね。
たもそも手に入れた 5576-002を使うのには苦労しました。
正しいドライバーがないと、どうしても記号の一部とNumLockとIME起動がうまく行きません。
特に \マークが出なくなるのには困りました。
そこに、たまたま検索に掛かったページに良い情報がありました。
http://www.runser.ota.tokyo.jp/doc/axj31kb.html
レジストリを調節操作することになりますが、この方法は応用できそうです。
比較的簡単に設定して、5576-002 キーボードドライバーはロード出来ました。
詳しい設定方法は次回に報告します。


